
ホームページのデザインを作成するときに心がけた方がいいこと
ホームページ内の基本デザインは同じものにする
ホームページのデザインを決めるときに心がけた方がいいこととして、どのようなことが挙げられるでしょうか。まず、ホームページ全体を統一したデザインにするということを考えるようにしましょう。ホームページ内にあるページのデザインをバラバラにしてしまうと、閲覧者が、今、自分はどのサイトのページを見ているのか混乱してしまうからです。
デザインを統一化するためには共通のテンプレートを作成することが大切です。ヘッダーやフッター、コンテンツの位置を指定したHTMLを作り、背景色、見出しや本文のフォントの大きさ、フォントの種類などをCSSで設定し、そのCSSファイルをすべてのページで読み込んで適用すれば簡単に作れます。
独自拡張要素を使わずにページを作る
ブラウザによって見た目がバラバラにならないようにすることも重要です。ブラウザによって特定のタグに対し、その処理方法が違うということがよくあります。たとえば、あるタグで囲った文字列はAというブラウザだと点滅して表示されるのに、Bというブラウザだと普通に表示されるというものです。
こうしたタグは「独自拡張要素」と呼ばれますが、ホームページを作るにあたり、こうしたタグは使わないようにしましょう。ブラウザによって見え方が違ってしまうと、本来のデザインを見られる人と見られない人を生むことになり、不公平になってしまうからです。
うっかり、独自拡張要素を使ってホームページを作ったときでもすぐ気づけるように、ページ作成後は複数のブラウザで表示をチェックするといいでしょう。
異なる画面サイズのデバイスやウェブブラウザに合わせてサイト表示を柔軟に調整し、見やすく最適な表示にすることを目指した手法のことをレスポンシブデザインといいます。